ベットを介護保険でレンタルする
介護保険では、介護用のベットなどのレンタルのことを福祉用具貸与と言います。
福祉用具貸与とは
介護をサポートする商品には、介護保険を使ってレンタルできるものがあります。
この介護用品をうまく活用することで、本人の生活を支援するだけでなく、身体の機能を回復する訓練を担い、自立した生活を続けられるようにしてくれます。
この介護用品を介護保険を利用し、レンタルすることができるのが、福祉用具貸与です。
このため利用できる方は、要支援または要介護認定を受けている方となります。
介護保険を利用したサービスであるため、福祉用具貸与の給付額も、レンタル料の9割です。
実際の自己負担額は、1割(負担割合によって、2割または3割)となります。
また利用できる限度額も、要支援または要介護認定別の基準額の範囲内となります。
レンタルできるもの
福祉用具貸与の対象となる介護用品は
- 車いす(付属品含む)
- 歩行補助つえ
- 手すり
- 特殊寝台(付属品含む)
- 床ずれ防止用具
- 体位変換器
- スロープ
- 歩行器
- 徘徊感知機器
- 移動用リフト
- 自動排泄処理装置
となります。
これらの中には、要支援または要介護の区分によっては利用できないものもあります。
逆に例外的に介護保険が使える場合もあるので注意が必要となります。
利用するためには
福祉用具のレンタルは、利用できるショップも決められています。
福祉用具をレンタルするには
- ケアマネジャーまたは地域包括支援センターに相談する。
- ケアプランを作成してもらい、レンタルするショップを選ぶ
- レンタルするショップから、福祉用具専門相談員が本人の家を訪問し、利用する用具について提案を受ける
- 契約しレンタルを開始する
といった流れになります。
レンタル開始後も、定期的にメンテナンスを受けることができるため、安心して利用することができます。