就業規則を変更するなら

ルール変更なので手順が必要ですね。

変更の流れ

最近は法改正も多く、就業規則を修正されるとのことで、流れについて確認いたしました。

作業としては

  1. 案をつくる
  2. 従業員の代表者に、意見を求める
  3. 就業規則変更届を作成し、労働基準監督署へ届出する
  4. 従業員に周知する

となります。

届出に使う書類

届出に必要となる書類は

  • 変更届
  • 意見書

となります。

意見書には、従業員の代表者に「意見」を記入してもらいます。

このとき、意見として書かれた内容のとおり、変更する必要はありません。

意見が記入されたままの「意見書」を添付します。

東京都労働局様式集

周知

変更したあとは、従業員への周知が必要となります。

従業員との共有方法には

  • 書面で交付する
  • PDF化して社内の共有サーバーなどに保管し、いつでも見れる状態にしておく
  • 印刷して、掲示または事業所へ備え付ける
といった方法をとります。

周知を行わないと、労働基準法に違反することになりますのでご注意ください。

社労士相談

Posted by 浅田昌範