公金受取口座って
ポイントで知る人も多いかもしれません。
公金受取口座って?
公金受取口座の登録は、6月30日からはじまるマイナポイントの加算対象になっています。
この公金受取口座は、じぶんの預貯金の口座情報について、1つをデジタル庁に登録しておく制度になります。
これまで、国や市町村から給付金や還付金など、受け取れるものがありますと通知があっても、申請書に押印して、身分証明書のコピーをつけて、振り込む先の口座の確認のためにコピーをつけてと、大変な状況でした。
コロナで臨時給付金を配った際も、支給までに多くの労力と時間を要しました。
それらを受けて今回始まったこの公金受取口座ですが、デジタル庁に登録することでいったいどんなメリットがあるのでしょうか。
どんなことに使う?
国や市町村の税金や保険料の還付先として、年金や医療保険・介護保険などの給付金の受取先として利用することとなります。この制度で利用できるようになるものは、対象給付事務として決められています。
登録した口座から、税金や保険料が、自動で引き落とされるといったことはないようです。
公金受取口座の利用が実際に始まると、行政から送られてくる申請書の金融機関口座を書く欄に、「公金受取口座を利用します」のチェック欄が用意されるようになります。
すばやく対応をする行政機関によっては、早ければ10月には支払いが始まる見込みです。
ここで混ざりそうなのが、預貯金口座にマイナンバーを登録してくださいと、金融機関から言われるものですが、こちらは、預貯金口座付番制度という別のものになっています。
手続きの仕方
口座の登録方法は
- マイナポータルにログインして登録する
- e-Taxで所得税の確定申告をする際に、口座を登録するにチェックをつける
- 金融機関で申請する(2023年下期以降開始)
となっています。
マイナポータルでの申請がとてもスムーズなので便利です。
また、登録してあるかどうかの確認もマイナポータルで行えます。
なお、1度登録しても、別の口座に変更もできますし、削除をすることもできるようです。