住民税があちこち引かれてる?と思ったら
5月から6月にかけて、住民税の納付書が届きます。
仕組み
入ったところで支払っていく所得税と違い、住民税は1年遅れてやってくる後払いです。
住民税は、毎年1月1日に住民票があった市町村に支払う税金です。
税額は、去年1年間(1月1日から12月31日)に入ってきた金額にもとづいて決まります。
税率はざっくり表現すると、10%(市町村民税6%+都道府県民税4%)となっています。
住民税の支払いかた
住民税の支払いかたには
- 納付書(口座振替)で払う
- 給料から天引きで払う
- 年金から天引きで払う
があります。
どれか1種類の支払いかたで支払うのではなく、3種類が組み合わさって支払うこともあります。
1年間で支払う金額は決まっているので、多く支払ってしまうことはないのですが、記載の仕方が複雑なため分かりにくいです。
また、納付書(口座振替)払いのことを普通徴収、天引きによる支払いかたを特別徴収と呼びます。
納付書はいつくるの?
税額決定通知書が毎年6月になると送付されてきます。納付書払いのときは、一緒に入っています。
給料天引きの場合は、会社から通知書が配られます。
納付書の支払い方法は、4回(6月、8月、10月、1月末)に分けて支払います。
給料天引きの場合は、12回(6月から翌年5月の給料)に分けて会社が天引きし、市町村に支払います。
年金天引きの場合は、6回(4月から翌年2月)に分けて日本年金機構が天引きし、市町村に支払います。
気になったら
住民税の金額によって、国民健康保険、介護保険などの社会保障関連の金額も決まってきます。
気になったのであれば、ぜひ市町村に問い合わせましょう。