共通納税システムの機能拡張
2023年はキャッシュレス手段が拡張されます。
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拡張されること
2023年からeLtaxの機能の一部である電子納付(共通納税システム)で支払うことができる地方税の種類が増えます。
この新しい地方税は、税額が決められたもの(賦課)となるため、これまでの操作の流れと異なります。
- 納付書に、案件特定キー(数字の羅列)等を記載されたものが郵送されてくる。
- 地方自治体は、電子納付のために、事前に納付書の情報をeLTAXにアップロードしておく。
- 納税者は、eLTAXで、案件特定キー、確認番号等を入力する。(QRコードによる読取りもできる)
- eLTAXで、事前にアップロードされた情報との突合をし、電子納付用の情報を受け取る。
- 電子納付用の情報を使って納付する。
となっています。
新しく対応する税
新しく追加される地方税は
- 固定資産税
- 都市計画税
- 自動車税(種別割)
- 軽自動車税(種別割)
となります。
このことによって、全国の地方自治体から、それぞれ送られてくる納付書を、金融機関の窓口に持ち込む必要がなくなり、電子的に支払うことができるようになります。
変わる納付書
共通納税システムへの税目追加に合わせて、全国統一QRコードを納付書に載せられることから、別の準備もすすんでいます。
まずは統一して
- 固定資産税・都市計画税
- 自動車税(種別割)
- 軽自動車税(種別割)
について、QRコードを使い、スマートフォンから納付ができるようになります。
地方自治体によっては、住民税なども対応するところがあります。
キャッシュレスによる納付が導入されていなかった自治体も一律利用できるようになるため、利便性は上がりますね。