定年の年齢を過ぎてから従業員を採用するとき
高齢者の雇用が増えています。
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高齢者の採用
定年を決めてあるけれど、それを過ぎた年齢の人を雇いたいとのことで、相談がありました。
日本は、少子化で高齢社会です。
元気に動ける高齢者が働けるように国も後押ししています。
令和3年高年齢者雇用状況等報告によると、定年制の廃止をした企業は
- 大企業で0.6%
- 中小企業で4.2%
の会社で実施しています。
その一方で、従業員を雇うとなると、会社側にはリスク発生します。
いつまで働く
今の日本の平均寿命は、健康寿命の令和元年値についてによると
- 男性は、81.41歳
- 女性は、87.45歳
となっています。
同じく、健康寿命は
- 男性は、72.68歳
- 女性は、75.38歳
とのことです。
70歳を超えて働き続ける姿も見えてきます。
雇う側が考えること
高齢者を雇うときに気になるのが、働く期限をいつまでにするかではないでしょうか。
加齢により本人の体力や気力が減っていくことで、雇用を続けることが難しい状況となったときに備える方法も必要となります。
高齢者を雇う前に、労働基準監督署や社会保険労務士にご相談されることをおすすめします。