就業規則は仕組みづくり

メリット

なんか作りかけの就業規則が出てきたけど、どうなっているかわからない。

そんな相談をいただきました。

一人で作ってみようとがんばったけれど、いろいろ難しい言葉が出てきたりと大変だった様子です。

じぶんの会社にあった就業規則をつくることで

  • 会社の仕組みをはっきりさせることができる
  • 社長や担当者に聞かなくてもわかるようになる
  • トラブルの予防につながる
  • 社長の想いが社員と共有できる

といったメリットがあります。

もちろん、労働基準法でも労働者が10人以上いれば作ることになっています。

 

ツールとして

まだ会社の人数が少なかったりすると、社長がすべてを把握することができ、会社はまわります。

しかし人数が増えてきたりすると、社長の頭のなかは共有できなくなってきます。

さらには世代交代することで、どういう考えだったのかも承継できるかわかりません。

就業規則は、法律で作ることが定められているとはいえ、前向きに捉えると、こうした問題を解消してくれるツールになり得ます。

活用することで会社の方向性、社長の考え、会社の仕組みを一緒に共有することができます。

 

周知する

就業規則を使って、社長の想いが共有できることで、会社の理念が決まってきます。

その想いは、会社の雰囲気や人間関係にまで影響してきます。

明確なルールがはっきりすることで、労使でのトラブルを予防する効果も生まれます。

せっかく作った就業規則をしまっておくことなく、有効に活用することもおすすめします。

社労士相談

Posted by 浅田昌範