勤怠管理のアプリを入れてみる

タイムカードやエクセルでの管理も分かりやすい部分もありますよね。

システムを入れることへの不安

タイムカードやエクセルシートで勤怠管理をしているものの、集計が大変との相談を受けました。

タイムカードは、昔からあって、習慣化して使われています。

これをクラウドだDXだと言われても、よく見えないものに置き換えるのは、気持ちのうえでついていきません。

なにかあったらどうしよう。

そう考えるのもよくあることなのかもしれません。

 

それでも

勤怠管理のアプリを利用することで、便利になるのは

  • 集計
  • (働いた時間の管理をしないといけないのであれば)通知してくれる

といった部分に大きなメリットがあります。

利用する本人というよりは、管理する側のメリットになります。

タイムカードをもとに給与を支払うためには、何時間働いたか集計する必要があります。

小さな字で打刻された紙を見て、エクセルなどに転記して集計する。

多くの時間が必要となります。

また、その作業は月に1度しか行われないため、今何時間働いているのかを把握することはできません。

このままでいいのか、社員全員でワークライフバランスを目指すのか、勤怠管理にはそういった側面があります。

 

導入のポイント

勤怠管理のアプリを利用すると決めたのであれば、数多くある会社のなかから使うサービスを選ばなければなりません。

そのためには

  • じぶんの会社の勤務の体系はどうなっているか
  • 勤務の体系に沿って利用できるアプリかどうか
  • 承認の流れはどうなっているか
  • 打刻の方法はどうする
  • コストはいくらか

といった点について考えていく必要があります。

また、就業規則とそもそも実情が合っているのかという点もあわせて確認しておく必要があります。

担当者だけですすめようとしても労力がかかることが見込まれます。

労務のスペシャリストである社会保険労務士であれば、移行プロジェクトもお手伝いできますので、相談してみることをおすすめします。

社労士相談

Posted by 浅田昌範